第一部仏教の心髄 はじめに 今日お話しする「仏教の心髄」とは非常に大事なことである。仏教はきわめて難解とされて いるが、まず経典で簡単に調べてみよう。仏教の言葉と言われるものを収集した仏教の基本的 な、或は、第一級の経典は「三蔵」 (Tipitaka) である。この第一級の経典だけで四十五巻もあ る。或は、八万四千の法門と言われるほど多くが含まれている。私たちは心髄をどのように捉 えるか、心髄はどこにあるのか、そして、心髄についての見解、意見は一致するのかどうか そのようなことをお話しする。 第一章仏教の要諦 仏教の要諦はなにか。様々な言葉で言いあらわされているが、すべて正しい。どれをとっても同 じことである 昨日は万仏節 ( マーカプーチャーの日 ) だったので、万仏節での仏陀の言葉を思い出してみ ーリ語では「仏陀 よう。というのは、仏教徒は万仏節を、タイ語では簡単に「仏教の要諦」、パ
第一一部自己開発・ はじめに・ 物の開発から心の開発へ・ 開発 ( パッタナ↓とは何か、その語源、関連語を探る・ 自己開発の方法・ 自己開発の基本・ 編訳者あとがき・ ・プララーチャー・ウォーラムニ 九九九八 九六〇七七一
目次 自己開発・・・上座部仏教の心髄 第一部仏教の心髄 はじめに・ 第一章仏教の要諦・ 第一一章仏教の心髄・ 第三章生髣のための法の原理・ ・プラタマ・ピドック ・二四 ・四九